14時から、元国際連合人権高等弁務官事務所人権担当官、
現アジア太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)代表理事・会長でいらっしゃる
白石 理様を講師にお招きして、SGH教員研修を実施しました。
テーマは、「『グローバル化した世界における人権・労働・環境の課題』に向き合える市民育成のための教育」。
「グローバル」とは、地理的、空間的広がりを意味し、一つの国の領域や地域をこえること。
グローバル化は、世界の流れであり、人、物、富の移動や、企業活動が国境をこえて行われていること。
しかしながら、世界経済危機の拡大で、格差が拡大し、
内戦、テロ、移民・難民の大規模化などの課題もグローバル化し、
人権問題や環境問題などが発生し、これらは、一国の枠組みでは対処できず、グローバルな取組みが必要となること。
その際、平和、人権、社会正義、公平、持続可能性などの普遍的価値を理解し、尊重するとともに、
思考力、分析力、問題解決能力、決断力、何より行動力が必要となること。
など、多くの示唆に富んだ、お話を伺いました。千里のSGHの取組みの原点を、改めて確認することができました。
白石様、どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。