千里フェスタ1日目(基調講演)

私の挨拶(→こちらをクリック[pdfファイル:117kb])のあと、

基調講演として、京都大学iPS細胞研究所 基礎技術研究部門 准教授 原田 直樹様から

「iPS細胞の可能性 ~変異と遺伝病の治療~」のタイトルで、ご講演をしていただきました。

・突然変異は減数分裂毎に一定の頻度で生じ、染色体異常は女性の加齢、遺伝子異常は男性の加齢がリスク要因、遺伝病は誰にでも起こり得る。
・2006年に山中教授らが発見したiPS細胞技術の医療への応用が始まった。
・2014年には、体細胞を初期化し、あらゆる細胞・組織を作成して患者に移植する再生医療の臨床研究が開始された。
・遺伝病等の難治疾患の治療が本格的に始まろうとしている。
・個人ゲノム解読、ゲノム編集、クローン技術など、技術革新が進行中。
・多様性を理解し、科学技術の有効性と課題を認識することが必要。

具体的な事実とともに、最新の研究成果と課題についても、触れていただき、

講演終了後も、多くの生徒が質問をし、丁寧に答えていただきました。

原田様、お忙しい中、ありがとうございました。

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