授業見学34

本日(10月24日)の3限、3年生の「化学解法」の授業を見学しました。有機化合物の分離というテーマです。3年生はいよいよ受験モード。黒板に白のマグネットボードをはり、タブレットを使って説明の文章を映し出していました。板書の時間が省かれて効率的。生徒の興味を引いて記憶に留まる演示実験を行った上で、授業が進行していました。近世の偉大な国学者、本居宣長は「すべて物の色、形、また事の心を言い諭すにいかに詳しく言いても、なほ定かにさとりがたし。その同じ類のものをあげて言へば、言葉多からでよくわかるるものなり。」と言っています。言葉では言い尽くせないことでも目前で見せれば納得できます。興味関心だけではなく真の理解に結び付く授業でした。