9月30日(月)8:55~ 視聴覚室にて
前期終業式を行いました。教頭先生の「開式の言葉」の後、校歌を歌いました。歌詞に込められた想いをあらためて感じながら斉唱しました。「努力と工夫 ひたむきに」というところは、本校生徒の一生懸命さを見事に言い表しています。着任して半年を経て、社会に向かって誇ることのできる本校生徒の素晴らしさを感じつつ、生徒の顔を見ながら歌っていると、ジーンときました。本当に素敵な生徒たちです。「いつかきっと 花ひらく」ことを信じてこれからも頑張っていきましょう。
さて、校歌の後、私からは以下のような話をさせていただきました。
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・今日で令和6年度前期が終了します。1年生にとっては「とりかい高等支援学校」での生活が6分の1終わることになります。2年生にとっては2分の1。ちょうど学校生活の折り返しとなります。3年生にとっては残り6分の1です。数えてみましたが、卒業式まで日数にするとあと登校日数は何日だと思いますか?答えはここでは言いませんが、また数えてみてください。残り少ないと思うか?まだまだあると思うか?捉え方はそれぞれだと思いますが、どうか1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。
・前期は、夏休み明けからオープンスクールの準備、当日の受付や学校見学の案内、学校紹介や授業の説明など、よくやってくれたと思っています。来校された方からみなさんへのお褒めの言葉をたくさんいただきました。みなさんの活躍に感謝します。ありがとうございました。みなさんの自主的に取り組む姿を見て、来年度、本校入学を希望する生徒が増えることを期待しています。
・さて、明日から3日間秋季休暇となります。そして、10月4日から後期が始まります。後期は、体育祭や学校祭という大きな学校行事があります。これらもまた、みなさんの頑張っている姿、成長している姿を見ていただける良い機会であると思っています。また2年生は沖縄方面の研修旅行が11月27日から11月29日に行われます。今しっかりと事前学習を行っていますね。楽しみにしていることだと思います。いい思い出をつくりましょう。
・最後に、進路についてです。3年生は何人かの方が企業から内定をいただいています。面接の練習をお願いしますと、校長室を訪れてくれた生徒もいます。またこれからが勝負という人もいます。最後まで、頑張っていきましょう。2年生はたくさんの生徒が実習に行っています。そこで自信をつけた人もいると聞いています。働くことは大変なところがあります。緊張で普段より疲れることもあると思います。でも、そこを踏ん張れば、必ず次につながります。実習で明らかになった課題に学校の学習で取組み、そして次の実習につなげてほしいと思います。1年生は体験実習が終わり、早い人では企業等での実習が始まります。日々を大事に、自分の夢に向かって進んでいってください。
・秋休みは短いですが有意義な日を送ってください。朝晩は少しだけ過ごしやすくなりましたが、日中は暑い日が続いています。寒暖差に注意して体調をこわさないようにしてください。そうして10月4日に元気に登校してくれることを願っています。以上で学校長の話を終わります。
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最後に、生徒指導部から制服等の着用についての話がありました。「基本的には本校の生徒の皆さんはきちんとした服装をすることができています。」としたうえで、生徒指導部長自らが、上着や防寒着を実際に着たり脱いだりしながら、どのスタイルがOKで、どれがダメなのか、わかりやすく説明しました。言葉だけでなく視覚的な説明があることで、生徒たちも頷きながら集中して話を聞くことができていました。後期の初めごろには暑い日や急に冷え込む日などが予想されるため、その日の状況に応じた服装で調整し、体調を崩すことのないようにしてほしいと思います。
本日で前期が終了しました。生徒の皆さん、本当によく頑張りました。保護者や地域・関係機関の皆さま、ご理解とご協力、ありがとうございました。そして教職員の皆さん、おかげさまで年度の半分を終えることができました。お疲れさまでした。引き続き、後期もよろしくお願いします。