7/8 鳥飼なす販売実習 in 高槻阪急スクエア

7月8日(火) 14:00~15:30 高槻阪急スクエアにて

食とみどり科2年生の生徒8人が、授業で栽培した「鳥飼なす」を高槻阪急スクエア地下1階の食品売場にて販売しました。

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この販売実習、5年ほど前に本校が「鳥飼なす」の販路を探していたところ、たまたま教員の知り合いの知り合いに青果を卸売りしておられる方がいらっしゃり、その方の紹介で「阪急」さんとつながったという経緯があります。高い品質を求められる百貨店で販売できることは、生徒や教職員にとって誇りであり、また励みにもなっています。

さて生徒たちはというと・・・。

初めは、行きかうお客様に、遠慮がちに小さな売り声をかけていましたが、次第に「鳥飼なす、いかがですかー!」「マーボーなすにすると美味しいですよー!」「私たちが育てた鳥飼なすです!」などなど、元気で明るい売り声になるとともに、質問してくださるお客様にも、丁寧にお答えすることができるようになっていきました。

また、一緒に売り場におられた販売員さんも「本日は、生徒さんが心を込めて作ったなすを販売しております!どうぞお買い上げください!」と応援してくださっていました。

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そして、気になる売れ行きは・・・。

今回45個納品した「鳥飼なす」は、どんどん売れ、あと3個となったところで、実習終了の時間となりました。生徒たちにしてみれば「完売」するところを見届けたかったでしょうが、このあとすぐに「完売」したことと思います。

生徒の皆さん、販売お疲れさまでした。この経験を活かし、こらからも栽培等に励んでください。またこのような機会を与えてくださった関係の皆さま、本当にありがとうございました。

(こぼればなし)

学校から高槻阪急スクエアまでは、路線バスで移動したのですが、あるバス停で乗車に苦労しておられた高齢の方のシルバーカーを、本校生徒が車内へ引き上げるお手伝いをしていました。とても自然な振る舞いだったのでバスを降りた後「時々お手伝いするの?」とその生徒に聞いたところ「たまにします。」と返ってきました。高校生の鑑であると、嬉しくまた誇らしい気持ちになりました。これからも困った人を見かけたら、進んでお手伝いできる「とりかい生」が増えていってくれることを期待しています。