本日は、中間考査4日めです。
大阪府には大雨が降り、登校時には高槻市、枚方市などに緊急情報が出されました。そんな中でしたが、いつもと変わらず、始業に時間を迎えることができました。びしょ濡れになった方も多かったと思います。ありがとう。
生徒の皆さんは、連日、これまでの勉強の成果を出すべく、真剣にテスト用紙に向かっています。3年生にとっては、入試や就職に影響する大切なテストです。普段の学習の成果が出せるよう、願っています。
さて、これまでほぼ連日、校門での朝の挨拶を行っています。私にとっては、皆さんの顔を見られる、貴重な時間になっています。
挨拶をしっかり返してくれる人もいれば、頭を下げる、気づかない振りをする。
とても、様々な反応をしています。まあ、街で知らない人に声をかけられたら、知らない振りをするのが当たり前なので、校長としての、自分の責任もあると思いますが。
自分の高校時代を振り返って、どうだったかと考えると、先生が校門に立っていたのかの記憶はありません。
でも、教室では、クラスの仲間や担任の先生には挨拶をしていたと思います。
ただ、同じ中学の友人はおろか、同じ中学から入学した者もクラスにおらず、こちらから声をかける友人が、はじめはいなかったと思います。
ところが、何となく運動系の部に入ってからは変わりました。
部活中は大きな声を、ずっと出していた記憶があります。先輩への挨拶は、特に大声を出していました。へとへとに疲れるまで体を動かし、あまりに疲れていたので、夕食ものどを通りませんでした。
特に4月5月は、食事が十分に取れなかったので、体重が5キロほど減ったと記憶しています。
でも、日々取り組めば体が慣れるもので、夏には体もしっかりして、食事もしっかり取れるようになりました。
部活動は3年間頑張りましたが、まったく上達が見られず、いつも補欠扱いでしたが、大きな声であいさつできるようになった事と、知らない人ばかりの集団に入っても困らないようになった事は、その後につながったと思います。
挨拶だけを切り出して、できるようになるのは難しいです。やっぱり、必要に迫られるのが大きいでしょうか。
高校・大学・職場と、知らない人ばかりの集団での生活が続きましたが、知り合いがいなくても何とかなるという経験を得られた部活動は、とても良かったと思います。
今は、コロナ感染拡大防止のため、本校でも部活動が制限されています。
1年生の皆さんには、とても申し訳ない事だと思います。
このあと、コロナ感染がおさまれば、また部活動も再開できます。
それからでも遅くないので、ぜひ、部活動で交友関係を広げてください。