冬季休業前の生徒集会

 今週は大変厳しい寒さとなりました。本日(22日)は冬至で、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、日照時間が最も短くなる日。今日の場合は、私が通勤で家を出る頃はまだ真っ暗です。学校に向かう間に徐々に空が明るくなり、近鉄電車に乗っている頃に日の出を迎えます。日の出前に生駒山と空のさかいめ(山の端)が赤く染まってくる景色がすてきですね。

 さて、冬休みを迎える前の生徒集会で体育館に集まりました。暖房をつけてもいてもなかなかの冷え込みでした。

 生徒会からは、17期生(2年生)が取り組んだ「"届けよう、服のチカラ" プロジェクト」の報告があり、最終的に2046着(段ボール箱18個分)の服を送り届けることができた・・・とのことでした。ご協力いただきました学校、施設の方々、本校の保護者のみなさま、本当にありがとうございました。生徒たちも、この取組みから学んだことは多かったと思います。(生徒のみなさん、お疲れ様でした!)

 また、表彰式を行いました。数学の時間の100math計算や、漢字検定、情報処理、各種スポーツ大会、教育長表彰など、私から表彰状をお渡ししました。

 この表彰を見るだけでも、生徒たちが日頃からしっかり頑張っていることが、よく伝わってきます。本当に嬉しく、そして、誇りに思います。

 後期に入ってから重点的に各授業を見て回りましたが、1年生から3年生に学年が上がっていくにつれて、すごく成長がうかがえます。1年生の頃は、自分のことで精一杯なので、まずは個人として頑張る姿が中心ですが、学年が上がると、「チームで達成する」ことを意識できるようになっていきます。生徒同士がひとつの取組み(業務)を達成するためにお互いに声をかけ合う場面も増えます。

 これこそが、たまがわ高等支援での学びだと思います。

 私からは、1年を振り返って「感謝」しようという話をしました。その感謝の気持ちを胸に、また新たな年を迎えて欲しいと思います。

 がんばれ!たまがわの生徒たち!