本日は、教員研修2本立てです。
午前中は、本校に来ていただいている作業療法士に講師をお願いし、「作業療法士から見た本校の生徒支援・指導について」というテーマで、体を動かしながらお話しいただきました。
筋緊張や眼球運動、ボディイメージ、内言活動等、基本的な事項を実際に体験しながら、たいへんわかりやすく教えていただきました。先生方も、具体的に生徒の顔を浮かべながら、話を聞けたと思います。後期から早速、先生方の生徒観察のポイントが変わるのではないでしょうか。いい研修をありがとうございました。
午後は、奈良女子大学の伊藤美奈子教授をお招きし、「子どものSOSや課題とどう向き合うか」というテーマでご講演いただきました。課題への「気づき」を阻害する要因や、「気づき」「見立て」の難しさについて学ぶ良い機会となりました。優しい口調でお話されるのを聞いていると、「うんうん、そういうことあるよなぁ」と感じることもたくさんあり、今後の指導にすぐに参考にないそうです。ご多用な中、ご来校いただき、ありがとうございました。