3月7日、17期生の卒業証書授与式を行いました。
前日の予行が終わった後で、私から生徒たちに以下のお願いをしていました。
- 証書授与で名前を呼ばれたら、元気よく返事をしよう!
- 証書を受け取るときに校長先生の顔をしっかり見てね!微笑んでね!
本番では、ほとんどの生徒たちが、しっかりと大きな声で返事ができました。証書を受け取るときには、私の顔を見て微笑む生徒、アイコンタクトで気持ちが伝わってきた生徒がたくさんいました。また、証書を受け取る際に「ありがとうございます」と声に出した生徒もいました。
校長になっていつも思うことは、卒業証書授与という大事な場面を担うことができる幸せです。
生徒一人ひとりと顔を合わせると、様々なシーンを思い出します。何気ない朝の挨拶のシーン、廊下ですれ違ったときの会話、たまフェスでの笑顔、部活の試合で真剣に取り組む表情、修学旅行で一緒に活動した場面、授業中の会話、先生に指導されている場面、校長室に販売の案内に来るシーン・・・どれもが「たまがわ生」として大事なシーンです。
また、卒業証書授与は、授業担当や担任として、3年間指導されてきた先生方の熱い思いも全部背負っています。そんな大事な場面を校長が独り占めしている?(笑)と思ってしまうこともあります。それだけ、大事な場面だと思います。そんな思いで、今年も生徒一人ひとりに笑顔で卒業証書を授与いたしました。
式中や学校から出て行くときに涙を浮かべる生徒もたくさんいましたが、その気持ちをしっかり覚えておいてください。きっとこれからの力になると思いますから。
社会に出ると、厳しい環境に飛び込んでいくことになりますが、この3年間で身につけた『たまがわプライド』が自分自身の助けになるはずです。
【式辞】の一部から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「たまがわプライド」とは、礼儀正しく挨拶するなど、社会人として必要な心構えを持つことや、他人を思いやる優しい心、仲間と協力し合ってチームの一員として頑張る態度をさします。この「たまがわプライド」さえあれば、これから始まる新しい環境での生活にも耐え抜くことができます。最初は誰もが不安な気持ちになると思いますが、「たまがわプライド」をしっかりと持って、前向きな気持ちで、新しい仲間と絆を深めていけば大丈夫です。
「たまがわ」の先生たちは、これからも皆さんを応援し続けます。また、共生推進教室の皆さんは、枚岡樟風高校、金剛高校の先生たちも皆さんを見守っています。いつでもまた、元気な顔を見せてください。楽しみにしています。
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17期生のみなさん、後輩たちをリードしてくれてありがとう!
たまがわの先生方は、いつもでもみなさんの応援団です!
「 卒業おめでとう! がんばれ!! 」
保護者のみなさま、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。この3年間、本校の教育活動に深いご理解とご支援をいただき、あらためて感謝申しあげます。今後も一層の励ましとご指導を賜りますようお願いいたします。
ご来賓の皆さま、ご多用のところ、生徒たちの門出を見届けていただき、ありがとうございました。