ハヤシライスは豊中支援学校のオリジナルの味です。味つけには、ウスターソース、ケチャップ、トマトピューレ、赤ワインなどを使います。 オリジナルの味にするために特に大事なのは、ブラウンルウを入れることです。ブラウンルウは、バターと小麦粉を炒めて作ります。料理にとろみをつけたり、味に深み(コク)をくわえる役割があります。
2025年2月アーカイブ
鮭(サケ)にはいろいろな種類があります。日本で一番多くとれるのは白鮭という種類です。身がより赤っぽい種類の鮭は、紅鮭といいます。似た魚にマスがありますが、見分けるのが難しいです。ちなみに、おすしの人気のネタであるサーモンも鮭の種類のひとつです。生で食べられるように分けているそうです。給食では、白鮭を使います。鮭はオーブンでむし焼きにしているので、やわらかくしあがっています。鮭を食べる時は、丸かじり...
ポタージュというと、どんなスープを想像しますか?日本では、牛乳を使ったとろみのあるスープをポタージュといいます。しかし、フランスでは汁物料理すべてのことをポタージュといい、ひとつの種類のスープを指す言葉ではないようです。給食では、手作りのホワイトルウを使ってポタージュを作ります。ホワイトルウは小麦粉をバターで炒めて、牛乳を入れて作ります。みじん切りの玉ねぎ、粒のとうもろこしも入れるので、食べごたえ...
ポトフはフランスの家庭料理です。フランス語で「火にかけた鍋」という意味があります。日本の家庭料理の肉じゃがのように、大きめに切った野菜をじっくり煮込んで作ります。給食では、とてもたくさんの野菜を使います。ポトフに使う野菜は、ひとり一食に必要な量(120g)より多く使っています。しかし、今日はすべて手作業で野菜を切りました。機械を使って野菜を切ると、煮崩れしやすくなるからです。見た目もきれいでおいし...
豚ねぎどんぶりのにおいをかいでみましょう。どんな香りがしますか?豚ねぎどんぶりには、すりごまを入れています。鍋で炒って水分をとばすと、ごまのよい香りが出ます。そのあと、すりつぶして給食に使います。ごまには、たくさんの栄養があります。おなかの調子をよくする食物繊維、歯や骨をつくるもとになるカルシウム、疲れにくい体にする鉄分などです。1回の給食に使う量は少ないです。しかし、少しの量をこまめに取り入れる...
わかさぎといえば、凍った湖に小さな穴をあけて釣る氷上のわかさぎ釣りが思い浮かびます。わかさぎ釣りが有名な北海道にちなんで、どさんこ汁を献立に組み合わせました。「どさんこ」とは、北海道生まれの人や北海道で生まれたもののことです。どさんこ汁は、バターや北海道産のとうもろこしを入れたみそ汁です。わかさぎは小さいので、丸ごと食べられる魚です。骨も食べられるので、カルシウムをたっぷり取り入れることができます...