6/3(土)
今日は箕面へ両生類狙いのフィールドワークへ行ってきました。
綺麗な川や山が残る箕面では、ヒキガエルやアカハライモリ、ヒダサンショウウオ、カスミサンショウウオ、などを見ることができるようです。
関西外大からのインターンシップ生であるワトソンさんも一緒に活動しました。
最初に見た川ではなんと野生のオオサンショウウオを見ることができました!(写真中央)
天然記念物で、なかなかお目にかかることができません。
もちろん触るのもNGです。
池ではモリアオガエルの卵塊が確認できました(白い泡状の塊)。
モリアオガエルは水中ではなく、水の上の木の枝に卵を産みつける変わったカエルです。
自然の残っている場所でしか見られない、こちらも貴重な生き物です。
その後山の中に入り、池の周辺などを確認しました。
2時間半ほどの活動で、
カワムツ、サワガニ、ヨシノボリ(未同定)、ニホンヒキガエル、ヤマアカガエルorニホンアカガエル(写真右)、ニホントカゲ
などが確認できました。
ヒキガエル(幼体、写真左)のみ持ち帰り、学校で飼育中です。
ワトソンさんも楽しんでくれたようで(特にオオサンショウウオ)、大満足のフィールドワークとなりました!
豊かな自然が残る箕面ですが、池ではブルーギルとブラックバスが大繁殖しており、ここでも生態系の乱れを確認できました。
こういった生態系の破壊も含めた、日本の自然の現状を間近で見て、様々な感じたことを少しでも周りに発信していくことも、この部活動の大切な学びだと考えています。