12/1(金)
先日から枚方高校のとある部屋にイタチが入り込み、糞尿をしたり生ごみを荒らしたりと困ったことをしていました。
そこで学校事務室が枚方市より捕獲器をお借りして設置、見事捕まえることができました!
↑イタチ「私がやりました。マヨネーズ付き唐揚げに釣られました。」
尻尾の長さで、外来のチョウセンイタチとニホンイタチを見分けることができ、尻尾の短いこの個体はニホンイタチのようです。
ニホンイタチは環境省のレッドリスト準絶滅危惧種に登録されています。
また、イタチは鳥獣保護法という法律で捕獲や駆除が禁止されています(もちろん今回は市の許可を取っています)。
そこで、生物飼育部が近くの自然の残る河川敷に放獣しに行くことになりました。
↑放獣の様子
イタチは基本夜行性で、出会っても動きが素早いので、なかなかじっくり間近で見る機会がありません。
生徒たちも「いい経験が出来た!」と非常に喜んでいました。
人間活動によって減っているニホンイタチのような生物が少しでも生きやすくなるためにも、この部活で自然や生物のことを知り、伝えていければと思います。