1月に3年生の授業で、アジの解剖実習を行いました。
目的は、生態系と人間の繋がりを意識し、食や命への感謝につなげるためです。
1年生の時に煮干しの解剖を行っていますので、その応用版になります。
準備物:豆アジ(マアジの幼魚。10匹100円程。購入後2日以内には使用したい)、バット、ピンセット、解剖ばさみ、ビニール手袋、(教員の手元をプロジェクターで投影するための機材)
※事前準備:身がほぐれやすくなるように、あわせて生徒の解剖への抵抗感を薄めるために湯通しを行った。この時、内臓の破損を防ぐために内臓には熱湯をかけず、筋肉にかけるようにする。
※生徒注意:素手では触らないようにする。先のとがった器具に注意。
実習中の写真はありませんが、完全な生魚で行うよりもかなり作業しやすい様子でした。
心臓、幽門垂、肝臓、胃、胃の内容物、浮き袋、エラ、さいは、食道、水晶体、ガラス体、脈絡膜、視神経、脳、耳石など、煮干しよりもより詳細な器官を観察することができ、生徒たちの学びに繋がりました。
マアジは人間が食べるだけでなく、水族館の各飼育生物のエサや、養殖魚のエサになるなど、食や文化的な側面でも私たちに恩恵をもたらしてくれる大切な生き物です。
科学的な知識と考え方に基づいた、身近な生き物や地球環境への「正しい感謝」ができるようになっていってほしいと思います。