今日(10月1日)、1年生の総合の時間は「多文化共生を学ぶ」という内容で、トランプを使った「シミュレーションゲーム・バーンガ」を行いました。まずクラスを6班に分け「ページワンゲーム」のようなゲームをします。
そして1回目のゲームの第1位と最下位はそれぞれ違う班に移動し、2回目のゲームをするのですが、そこで混乱が生じます。というのは、最初のゲーム、6つの班は「エースが一番弱く、数字が大きくなるにつれ強くなる」というルールがあったり、逆に「13が一番弱く小さくなるにつれ強くなる」というルールがあったりと、それぞれルールが少しずつ違うのです。
つまり、移動後の2回目のゲームは3種類のルールが混在するのです。そしてそういう時、どうすればいいかを考えるプログラムです。生徒たちも2回目が始まった時「これどうなってんねん」という顔をしてました。その時、自分たちのルールが通用しないときの不安や戸惑いを感じたことでしょう。そしてそのことが自分が外国で暮らす時の不安、日本で暮らす外国の人の不安を想像することにつながればと思います。
生徒も楽しかったようで「ルールを統一するときいろんな意見を出した」などたくさんの感想を書いていました。