3年生国公立ガイダンス(後半)の様子です。

先週の金曜日に、3年生の国公立ガイダンスの後半を行いました。この日は、難関国公立文系と、国公立理系の2講座でしたが、進路サポーターの都合がつかず、文系で来てくださった神戸大学のTさんに、理系でもお話して頂きました。

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私は前半に来てくれた京大のお二人と、後半に来てくれた神大のT君のお話を聞いたのですが、3人とも全く同じことを言ったことに驚きました。京大のお二人はお互いが戦友だった、と話していました。今日のTさんも「同じ講習で頑張っていた人たちがいなかったら合格はしていなかった。」と言います。そして、非常に印象的だったのは「弱気になったときは、誰でもいいから話を聞いてもらってください。誰に相談しても"お前なんか、どうせ合格せえへんわ"なんて絶対に言わない。みんな"お前やったらいける!"と励ましてくれる。」という話でした。T君は共通テストが思うように取れず、予定通り出願するか悩んだそうですが、「やめとけ」という人は誰もいなかったそうです。

また、基礎基本の大切さも語ってくれました。神戸大の2次の英語で、学校の授業でやった文章が出たそうです。その時に説明してくれた英語のF先生の顔が浮かんだそうです。T君は共通テストがボーダーには届いていなかったのですが、入試結果の開示によると、2次でかなり高得点をとって、最終的な結果は、合格者の中でも真ん中ぐらいだったそうです。基礎固めがしっかり出来ていると、難関大の2次でも十分通用することがよくわかりました。

このガイダンスはもちろん3年生のためにやったのですが、一番勉強になったのは実は自分だったなと、この2日を終えて感じました。進路指導をしていく上での一番の先生は、受験を終えた卒業生です。受験を通じて感じた体験談は本当に重みがありました。協力してくれた卒業生の皆さん、本当にありがとうございました。また、お話が聞けるのを楽しみにしています。