浪人生の激励会2回目です

 先日に引き続き、昨日は駿台予備学校大阪南校に75期学年主任のY先生、旧担任のK先生・T先生・M先生と激励に行かせていただきました。授業が終わった後の卒業生、約30人が待っていてくれました。

 教員から一言ずつコメントさせてもらった後、卒業生にも「浪人してよかったこと、しんどいこと」を一人ずつ話してもらいました。浪人生が語る言葉は一つ一つ重みがあり、人生において非常に貴重な経験をしたことが伝わってきました。全体で話した後、個別に教員と卒業生が話をしましたが、あっという間に時間が経ち、激励に行った教員が元気を貰う1時間でした。

 この日の昼間はたまたま大阪公立大に通っている74期生が訪ねて来てくれました。「今日、予備校に行くねん」という話をしたところ、「大学にはいろんな年の人がいて、現役、浪人は関係ありませんよ」と話してくれました。彼は法学部の学生さんで、法学部の勉強の話を教えてくれました。私は法学部と言えば六法全書を覚えるのかと思っていましたが、そうではないそうです。法律の解釈を学ぶんだそうです。例えば「人が生まれるのはいつ?母親が身ごもったとき?出産で頭が少しでも出たとき?それとも全身が出たとき?」なんて考えたことはなかったのですが、これは法律によって解釈が異なるそうです。また、法学部の単位認定は講義の出席はほとんど加味されず、テストの出来がすべてだそうで、そのテストは非常にシビアなものだという話も教えてくれました。

 本校進路指導部では、「進路指導の一番の師は生徒や卒業生である」という考えで、様々な取り組みを行っています。今回の予備校訪問もその一環です。昨年も予備校で話をした卒業生が、受験後進路指導室に顔を出してくれ、受験の苦労話を聞かせてくれました。私たち教員が知らない話もたくさんありました。卒業されても生野高校は陰ながら応援しています。春に笑顔で会えることを楽しみにしています。

(ネットの調子が悪く、駿台さんの写真が載せれませんでした。残念!)