不安と戦う日々

 3年生は講座別授業でお昼で学校が終わり、午後は担任の先生と面談です。進路指導室でも常駐の担任の先生がパソコンでデータを出しながら、私学の出願校を詰めています。共通テスト利用をどう絡めるかで悩んでいる人が多いようでした。

 また、進路室に相談に来る人もいます。今日来た人は「悩みというか...吐き出したいんです。」と、はっきり言いました。そこまで自分の状況が分かっている人は話が早いです。

 進路相談で心がけているのは、自分と生徒の話す時間がほぼ同じになるようにすることです。なぜかというと、話す時間が1:1のときは、お互いに相手の話をよく聞き、会話のキャッチボールができていると思うからです。今日の人も気持ちよく話が出来ました。

 また、進路指導室前で偶然会った人に「最近どう?」と聞くと、「やっぱり不安です。」と返ってきました。この人はここのところ模試の判定も安定し、私からすれば「君が受からなかったら誰が受かるの?」という順調な人ですが、順調な人にも不安はあります。「絶対いけるよね!」と周囲から言われるのが逆にプレッシャーなのだそうです。

 どの受験生も不安と戦いながらの年越しです。体調管理には皆さん気を付けているので、インフルエンザやコロナのことはあまり心配していませんが、ケガは心配です。ぼーっと自転車に乗っててケガして、字が書けなくなったら大変です。睡眠をしっかりとって、ベストコンディションで受験を迎えたいですね。

 それと予備校の方に聞いたのですが、今年の国公立2次試験は日曜日なので、遠方の受験を考えている人はホテルや新幹線・飛行機などを押さえないと大変なことになる可能性があります。コロナ明けで旅行する人は増えています。私も春に行こうと思っている方面のホテルが全然空きがなくてビックリしました。その辺りの準備は保護者の方でお願いできればありがたいです。