2024年のスタートです

 今年は共通テストが早いこともあり、3年生の授業スタートも1月4日です。朝、道も電車もガラガラでしたが、学校に来ると欠席の3年生は非常に少なく、生徒たちの気合いが伝わってきました。

 冬休みは、毎年恒例の堺市の家原寺に合格ハンカチを書きに行ってきました。

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 1月2日に行ったのですが、驚いたのはハンカチの少なさです。例年ハンカチを貼る場所を探すのが大変なのですが、今回は結構空いてました。予備校の分析によると、今年は受験生が少ないそうですが、それを実感した気がしました。

また、順序が逆になりましたが、12月26日の午後、河合塾天王寺校の校舎長先生のお計らいで、河合塾の数学科の上高原亮先生と本校数学科の教員5名と意見交換する機会を頂きました。

 数年前のセンター試験と今の共通テストで一番変化が大きいのは、数学ⅠAと言われています。文章量も多く、時間的にも非常にハードで、従来型の勉強方法では対応できなくなっています。そこで現場が困っている、ということで、今回の会が実現しました。詳しい内容はココには書けませんが、上高原先生のお話は非常に斬新で、私たちは聞き入るばかりでした。授業のやり方も反省することだらけで、「高校の先生はどんなにつまらない授業をしても生徒は逃げないけど、予備校講師がつまらない授業を1回でもしたら生徒は逃げていく。」という覚悟を持って授業されていることが素晴らしいと思いました。

 テーマは共通テストだったのですが、3年の担当者は講習のことも聞きたいことが多く、問題のセレクトや予備校でどの時期にどんなことをやっているのかも教えていただきました。上高原先生は朝から晩まで講義されている合間を縫って時間を取ってくださいました。ありがとうございました。今日の共通テスト演習でも先生に教えてもらったことを生徒たちにも伝えました。