本日8日、1,2年生の医療系進学希望者を対象に、説明会を行いました。この行事は今年で3回目になりますが、毎年河合塾のご協力を頂いています。今回も医学科対象に医学科進学情報センター長の山口先生、医学科以外対象に天王寺校進学アドバイザーの筒井先生に講師をお願いしました。
看護、薬学、獣医、臨床検査、リハビリなどの医学科以外の方は、進学してからの就職事情を詳しくお話頂きました。例えば薬学部6年間+院4年に行く方もおられるそうです。もちろん、合格するための勉強法のアドバイスもたくさん頂きました。
医学科は、医師として必要な資質や、1日10時間集中して勉強できるように訓練する「メリハリの5つのルール」が非常に印象的でした。時々1日13時間勉強します、と言う人がいるが、それは10時間で出来る内容を13時間かけているだけ、というお言葉は非常に衝撃的でした。今日の話を聞いた人に、カフェで勉強する人は絶対にいないと思います。
山口先生のお話では、コロナ禍以降、医師を目指す人は増えているが、一方で看護師を目指す人は減っていて、多忙な医療現場にとっては悩ましい傾向だそうです。確かに、今日の説明会も医学科以外の部は、昨年より参加者は減りました。今の2年生も現在のところ、看護医療系が多い理Ⅱコースの希望者が例年より少ないそうです。
今年も河合塾の先生方のお力添えもあって、私たち高校の教員があまりよく知らない医療分野のお話が聞けました。また、会が終わって職員室に戻ってきたら、机の上にPTAの役員さんから頂いたお守りが置いてありました。
私が進路指導主事の間に20個集めるのが目標でしたが、既に44個になりました。一昨年は、ある先生からお守りを飾る方角のアドバイスも受けました。保護者の方々も、教員も、生野生の健闘を応援しています。