合格したての77期生からのメッセージ

 昨日24日は、1,2年生の終業式でした。

 昨年に引き続き、今年も卒業したての77期生で、国公立の前期試験で合格した5名の先輩に来ていただき、1,2年生に向けて、勉強や高校生活のアドバイスをいただきました。部活動との両立や、苦手科目の克服方法などを、自らの体験をもとにお話しくださいました。

 会の後、進路指導室でもゆっくりお話を伺いましたが、非常に印象的だったのは「自己分析と戦略が大切」という話でした。「進路HRで志望校の2次試験の配点を調べることがあったが、自分が特に得意な科目がないオールマイティ型か、逆に得意な科目で勝負するタイプかで、自分に向いている受験のタイプがわかる。誰かの言葉に流されて、ブレブレな人はダメ。自分がなぜこの大学を志望しているのか、しっかり喋れないとダメ」ということでした。

 放課後の2年生難関大学志望者向けのガイダンスでもお話いただきました。当初は私の話を中心に構成を考えていましたが、この5人の話のほうが在校生には刺さるかな、と思い、5人の話をもとに進めました。最後に在校生からの質問もたくさん出ました。会が終わった後も、個別に熱心に質問する人もいました。

 5人の卒業生は「また(自分たちの話が)必要な時は言ってくださいね。」と言ってくださいました。また、今日は昨春卒業された76期生も3人、進路室に来てくれました。いつも2人で来てくれていたのですが、今日はこの春浪人して京都大学に合格した人も一緒に来てくれました。彼らは大学の様子を教えてくれますが、今日は「大学に入らないとわからなかった、大学の勉強のことや、学部(法学部・経済学部)の内容を生野の後輩に話をしたい」と言ってくれました。卒業生のこういう申し出は本当にありがたいです。次年度、ぜひ企画したいと思っています。