2年生国語表現では学年末の文集をつくりました。
その中から、少し紹介します。
☆ ☆ ☆
合格発表当日、学校に着くころには人生で一番緊張していた。
そこには、すでにたくさんの人がいて後ろからは見えず人ごみをかきわけて前に見に行った。
妙に落ちついていて、自分の番号を見つけた後には、すぐに、一つ前の番号がないことに気づいた。
一緒に受験した友人のものだ。
見わたすと姿は見えず、安堵感と寂しさを感じた。複雑な気持ちだった。
雨が降っていて涙の代わりだと思った。
2024年5月
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