図書委員会発行の『くるぶし』に、「怖い小説特集」が載っています。 「暑い夏、節電対策に冷房いらずになるような怖い小説でも読みませんか? 独断と偏見で選んだ怖い小説を紹介します。」 図書委員さんが選んだ怖い小説をここでも紹介しておきます。 『東京伝説 -閉ざされた街の怖い話』 平山夢明 『ZOO』 乙一 『瓶詰の地獄』 夢野久作 『デンデラ』 佐藤友哉 以下は漫画で...... 『不安...
2011年7月アーカイブ
本校教養講座のひとつとして、読書会を始めようと、7月9日土曜日の午後、第1回目をもちました。 司会役の私(今宮文芸舎編集子)も含めて、参加者6名全員が読書会は初めて。どうなることか、との心配はどこへやら、みなさん積極的に語り合い、おおいに盛り上がりました。 テキストは大阪を代表する作家・田辺聖子さんの『ジョゼと虎と魚たち』。 自分をジョゼと呼ぶ(呼ばせる)女の子について。世間知らずでアタマでっかち...
2年生国語表現Ⅰの授業では、字数の少ない「800字小説」を書きました。 どれも力作揃い。そのなかから、「第一回今宮高校400文学賞」を決定しました。 「400」は、授業教室の番号です。選考委員会は、執筆者全員。つまり、互選で。 栄えある受賞作品2編を紹介します。 「ある猛暑の日の蛙侍」 ピカそ この日は異様なまでに暑かった。都会ほどではないにせよ、裏の林の油蝉の大合唱が例年にない...