令和3年度初!2年生学年集会🌸

 今日は、朝からテスト!3年生は、授業も始まりました。6限のLHRの時間に、2年生は学年集会が行われました。学年主任の前田先生から、色々お話がありましたが、全てに通じるのが、「自分でしっかり考えて、判断して、行動しよう!」ということではないかな、と思って聞いていました。

 当たり前のことを当たり前にできるのは、春高生には当たり前のことだと思います。でも、誰しも「当たり前のことを当たり前にできること」は、案外難しいものだと、様々な場面で感じます。仕事の場面でも、常識だと思っていることが、例えば経験豊富なはずの人でもできていなかったりします。なんで?とブチっと切れながら、自分も気を付けようと思います。逆に、経験の浅い人が、ごく自然にふるまわれて、ハッとすることもあり、嬉しくなることもあります。「当たり前のことを当たり前にできる」ということは、それくらい難しいことなのです。なので、大人でも子供でも、どんな立場の人でも自然にそれができる人を素敵だなと思います。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、しつこいくらい感染症対策について伝えていますが、今の状況は、それほど深刻だということですよね。昨年度も、昼食時に、保健部の先生方が見回ったり、保健委員の皆さんが毎日昼休みに放送で注意喚起をしたりしていましたが、今日から昼食をとることになるので、保健部の先生方に様子を見てもらうようにお願いしていました。今日は、教育委員会からも食事の時に感染するリスクが高いので、食堂に二酸化炭素を検知する装置「CO2モニター」を設置するようにとの指示が来ました。

 今日の学年集会で、前田先生が、「昼食時に見回りをしてほしいと言われたけれど、75期生には必要ないと思っている。この状況をちゃんと理解して、気を付けて行動していると先生は信じているから。」と言われていましたね。担任団の先生方のその信頼を裏切らないように、行動してください。ひとりひとりが、当たり前に行動できることで、みんなの安心が生まれます。

 でも、ひとつだけ言っておきたいことは、いくら気を付けていても感染することはあるので、感染することが悪いことではないということです。もし、感染したとしても「申し訳ない」と思う必要は微塵もない!ということです。仮に、誰かが(先生でも生徒でも)陽性になって、学校が休業になっても、部活動の公式戦に参加できなくなったり、発表の場に出場できなくなったとしても、それはウイルスのせいであって、陽性になったことで「申し訳ない」と思う必要はないということです。こんなことは、いちいち言われなくてもわかってます!と生徒の皆さんには、言われそうですが、それでも言っておきたいと思います。

 さて、75期生の皆さん、2年生は高校生活でとても大事な時期です。ある調査では、「高校2年生での過ごし方が、その後の人生を決める!」とまで言われています。学習も学校行事も部活動も、あるいは自分のやりたいことに時間を使える時でもあります。また、ぼーっとしたり、思い悩んだりすることも必要で、2年生のうちはまだその時間があると思います。要は、しっかりと自分と向き合い、この後の人生で何をやりたいのか、どうしたいのか、どう生きていきたいのかを答えが簡単に出なくても逃げずに正面から考えることをするかどうか、です。そして、自分に必要だと思うことは、躊躇せずやってみることです。今のこの先行き不透明な時代の中で、自分はどう生きていくのか、そのことを考える時だと思います。

    がんばれ!!75期生!!明日に向かって走れ!!