7限授業3日目

 本校は、週33単位のカリキュラムですので、月曜~水曜の3日間は7時間授業が基本となっています。今年度最初の3日間連続7時間授業の3日目・水曜の6限目に、各階の授業の様子を見て回りました。少し気温が下がってきましたが、教室の換気もしっかりと行ってもらいたいと思います。温度調節に羽織るものを一枚用意しておいてもいいかもしれませんね。

 1年生は、歯科検診が並行して行われていましたので、8組は女子だけで授業を受けていました。「密を避ける」という意味では、「ちょうどよい人数だなあ。」と感じてしまいました。どのクラスも疲れた様子もなく、しっかりと授業を受けている姿勢が見受けられました。高校は、1つの教科に、いくつも科目があったり、1つの科目が分かれていたりと、より広く・より深く学んでいきますので、中学校からすると、「大変!」と思うかもしれませんね。でも、それだけ多く、いろいろなことを知る機会があるということです。私はというと、高校に入って得意だった数学が、どんどん迷路に入り、見事に「数が苦」になってしまいました。今でも授業中は絶対数学の先生と目を合わさないようにしていたことを覚えています。(そうしていても、あてられる時はあてられるんですけどね。)去年見学した授業で、「数が苦」ではなく「数楽」と先生が言っておられましたが、「数楽」になるためには、わからないことをほったらかしにしないこと、あきらめないこと、怠けないこと、これが肝心だと思います。例えば、一言で数学と言っても、因数分解や微分・積分はおもしろかったし、テストでも点が取れた!という印象があります。反対に、ベクトルとか最悪でした・・・という風にならないためにも、皆さんは、迷路に入り込む前に、なんとかくらいついて行ってくださいね。

 2・3年生も新しい先生、新しい科目との出会いもあるでしょうが、授業への取り組み方はだいたいわかっていると思うので、早く自分のリズムを作ってしまいましょう。卒業した3年生が言ってくれていたことに、「授業を大切に!」ということがありましたね。この言葉は、いつの時代にも言われることですが、卒業する時になって、必ず3年生が残していく言葉が、これなんですね。高校生活において、授業は、一日のうちで一番たくさんの時間を占めているわけですから、有意義な時間にしてほしいと思います。