緊急事態宣言5月末まで延長の方針

 政府は、4都府県への緊急事態宣言の5月末までの延長と愛知県・福岡県も加えるとの方針を固めたとニュースが速報を伝えました。昨日は、延長の期間が、「二週間」「月末まで」と複数の候補があったようですが、一気に「月末まで」と動いたようです。明日、正式に決定とのこと。

 大阪府は、本日対策会議を開いて、緊急事態宣言の延長要請を正式に決定しましたが、これは、「5月11日まで」と発令された時点で、大阪の状況を考えると短期間では難しいとほとんどの人が思っていたことですから、延長はやむなしではないかと思います。5月末までということですので、今の制限を同じように続けるのか、緩めるのか、緩めるとしたらその理由は何なのか、厳しくする部分があるのか、それは何を重点にめざしているためか、そういったことを早く決定し、具体的に説明してもらいたいと思います。正しい情報の公開と、それに基づく対策の具体的説明を要望します。

 今の大阪では、「感染したら、死を覚悟しなくてはいけない。」という状況になりつつあると多くの医療関係者の方が警鐘を鳴らしていますが、それが現実になりつつあるのではないかと思います。さらに、マスクを着用していても安心できないと言われる変異ウイルスの猛威。重症者数の増加のスピードが速いこと、若者でも重症化しやすいらしいこと・・・報道されていることが本当なら、それ相応の対策というものが示されるべきではないかと思います。

 政府の決定を受け、大阪府がどのような対策を打つのか、府教育委員会から学校へはどんな指示が出されるのか、それを待ちながらも緊急事態宣言の延長に対応するべく、動き出さないといけません。

 今日、新しい生徒会役員の皆さんも話題にしていましたが、今年の体育祭・文化祭の開催に向けて、知恵を出し合って行きましょう。そして、そのためにもしっかりと感染症対策をやっていきましょう。教室の換気、忘れていませんか?後ろのドアや窓は開いていますか?