中間考査二日目の朝の通学時は、梅雨の合間の明るい陽射しが感じられました。それでもすぐに曇り空に変わってしまいましたが。
今年度初めての考査ですが、生徒の皆さん、出来栄えはどうでしょうか？緊急事態宣言の影響で、公式戦の日程がずれこんで、この前の土日や、次の土日に試合があるという人もいますね。焦らないように、少しずつこつこつ勉強をしていたでしょうか？1年生の皆さんは、初めての高校の考査、5日間もあって、科目数も多くて、二日目にして疲れていませんか？考査にはもう慣れている2年生・3年生の皆さんも梅雨に入り、なんとなく調子がでないという人もいるかもしれませんね。なんとか気力を振り絞って(?)あと三日がんばってくださいね。
テストは、自分の力を客観的に見るためのものです。ですから、考査後に答案が返ってきて点数を見て、一喜一憂して終わり！では決してありません。返ってきた答案をそれっきり二度と見ないなんてもったいないことはしないでくださいよ。四月からの約ひと月半授業で学んできた内容だけでなく、1年生は中学校で学んだ内容、２・３年生はこれまで学んできた内容が、どれだけ自分のものになっているか、抜け落ちているのは何なのかをしっかり見極めてください。そして、足りないところはほったらかしにしないですぐに補うことです。土台をしっかり固めて、その上に積み重ねて行くことができれば、少々途中で崩れたり、つまずいたりしても、体勢を立て直すことができます。最初のうちは、少々さぼっていてもあとから応急手当をささっとすれば、事なきを得たように思えるかもしれません。でも、それに慣れてしまっていると、気がついたら、足元がぐらぐらして、どこから手をつけたらよいか・・・ということになってしまいかねません。すべてを完璧にできなくても、心がけることはできると思います。『考査や模試を受けた後が肝心！』このことを忘れないでください。