春日丘の芸術:音楽🎼

 本日4限目に、1年1組の音楽の授業を見学に行きました。去年は、音楽会に向けて、生徒の皆さん中心に、作品を仕上げているところを見学し、とても新鮮に思いました。今回は授業の形態を見学させてもらうことにしました。

 音楽の授業はこのコロナ禍で、なかなか合唱ができない、合奏ができないと制約が多い日々が続いていました。今日は、高校に入って初めて、歌うということでした。

 いきなり歌うのではなく、まずは、準備運動の筋トレが行われました。畑先生が見本を見せながら、テンポよく進んで行きます。「喉だけでなく身体を使うことが大事」「身体の中でも使うところと使わないところを意識する」と、先生のアドバイスが入ります。

 そして、いよいよ1曲目!「世界で一つだけの花」です!!思わず私もマスクの中で歌いながら、振りまでつけそうになり、歌い終わった時は、思わず拍手をしてしまいました。数曲歌った後は、校歌と「藤蔭青春」です。

 「藤蔭青春」を初めて聴いたのは、昨年度初めの休校中に、オンラインで畑先生がピアノを弾きながら歌っておられるのを聞いたのが初めです。素晴らしい!と豊かな声に感動しながらも、「難しそうだなあ」と感じました。この歌を行事の時に、そして最後は卒業の時に歌うのが春高生の常識!なのだそうですが、このコロナ禍のため、のびのびと歌うことがなかなかかないません。でも、今日はマスク着用ではありますが、皆思い思いの方角を向いて歌っていました。

 学校の校歌や応援歌などは、たいてい音域もほどほどで歌いやすいのが普通なのですが、この「藤蔭青春」は畑先生曰く「五線譜から飛び出す」ほどの音域の広さです。半端ない高音です。それでも春高生は、毎回自分でいい声を探しながら歌い、2年生になると堂々と歌えるようになるとのこと。先輩もみんなそうやって歌ってきているから、大丈夫!と励ましておられました。

 さて、授業の最後には、提出された課題の返却なのですが、いくつかの文が紹介されました。課題の内容は、なかなか「考えにくい」「答えがあるものではない」「自分で感じ、考え、言葉にしないといけない」ようなものでした。例えば、「夜の女王のアリア」の高音はなぜなのか・・・とか。畑先生は、自分が高校生の時は、こういう課題は「いやだなあ」と思っていたそうですが、教師になった今は、「必要なこと」と確信して、色々考えて、課題を出されているようです。とても大事なことだと思いました。

(写真は明日掲載します。授業が終わったら、午後から1年生はクラスマッチでしたので、できたばかりの「クラスT]を着ている人も多かったです。歌を歌って弾みがついて、いい試合ができたでしょうか?)

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