初の10万人越え

 もう誰も驚かないのではないかと思いますが、今日感染者数が、日本で初めて10万人を越えましたね。テレビのニュースで、医師、看護師、介護士、、、最前線で目の前の危機と直面されている方々の終わりの見えない状況下で仕事を遂行されている姿を知るたびに、本当に頭が下がります。どろどろに疲れた時に、まだやるべきことがある状況では、使命感とか、プライドとか、そういうことでは片付けられないものがあるのです。それが、仕事をすることだと思います。

 私たちにできることは、とにかく感染症対策を徹底することしかないですよね。春高生の皆さんは、今、それぞれに気をつけていると思います。それでも、感染してしまうのが、このコロナですから、それは仕方ないことだし、そうなってしまったら、とにかく回復に努めるしかありません。日々の暮らしの中では、やはり油断しないこと、「これくらいならいいだろう」と思わないこと、やはり、自分の周りだけでなく、色々な立場の人たちのことを考えて、行動することを心がけるしかないですよね。

 それと、やっぱり、不安になることもありますよね。私も先週から、喉が痛かったり、寒気がしたりするたびに、「もしかして!?」と不安がよぎります。大阪駅とメトロの梅田駅との間の移動は、やはり、結構な人混みです。ついに、家から体温計を持ってきて、校長室に常備した時は、「これってどうなの?」って自分に突っ込みました。万一に備えて、いろんなことをしておかないといけないのか?と、呑気な私ですら考えることがあるというのは、恐るべし、オミクロンです。

 春高生の皆さんも、不安なこともあるでしょう。そんな時は、やはり自分ひとりで考え込まないことが一番だと思います。誰かに、話してみましょう。家族でも、友人でも、先生でも・・・言葉にすることで、落ち着いたり、気が晴れたりすることもあるし、同じように思っている人がいることがわかって安心したり、もしかしたら、自分以上に落ち込んでいる人に気づいて、励ましてあげたり・・・色々なことがあるかもしれません。無理にとはいいませんが、誰かと関わることで、楽になることもあるということを覚えておいてくださいね。校長室に来てくれてもいいですよ。

 明日は立春!春の始まりの日です。