如月

 バタバタと2月に入りました。本当にバタバタという感じです。先生方は、学年の締めくくりに向けて、教科に関することだけでも、授業だけでなく、オンライン授業や課題、学年末考査の準備と大忙しです。3月の高校入試の準備も始まっています。このまま、感染の状況が落ち着かなければ、大学入試と同様に、陽性や濃厚接触になった受験生が追試験を受けなければならなくなるのでしょうか。あるいは、最近の報道のひとつにあるように、第6波は、2月中旬に落ち着き、インフルエンザと同じようになっていくのでしょうか、もっと悪い予想では、3月に第7波がやってくる!というのもありますね。考えても仕方ないことと思いながらも、気を揉んでしまいます。

 2月の和名は、「如月」です。3月の「弥生」もいいのですが、中学生の私は、「きさらぎ」という言葉の響きから、「凛とした潔さ」を感じ、一番好きな月の和名でした。ちなみに、私の生まれ月の9月は、「長月」で、一番つまらない!と思ったものでした。話を戻して、「如月」なのですが、高校生になって受けた授業で、「きさらぎ」というのは、冬の寒さのために重ね着することから、衣を更に着る=衣(き)更(さら)着だと知り、がっかりしたものでした。

 寒い毎日、そしてコロナのことも不安な思いもあると思います。でも、油断せず、不安な思いに飲み込まれることなく、時々背筋をピンと伸ばして、自分に気合を入れながら、2月を進んで行きましょう。1年生も2年生も、目の前のやるべきことと向き合って、次のステージへ進む自分のために、しっかりと力をつけましょう!