体育祭を終えて(遅ればせながら今年度第1号です。)

 令和5年度が始まり、2ヶ月が経ちました。5月8日から、新型コロナウイルス感染症に係る法上の位置づけも、2類から5類に変わり、学校における教育活動も、通常の形に戻ってきています。

 先週、第76回体育祭を無事に終えることができました。台風の接近も伴い、前の週の天気予報は絶望的ともいえるものでしたが、予定通りの日程で実施することができ、本当に良かったと思います。

 前日までの悪天候もあり、当日は早朝から生徒たちがグラウンドに土を入れるなど、力を合わせて整備をしました。一つの目標に向かって力を合わせる姿に、純粋に感動しました。新型コロナ感染症のおかげで、この間、私たち教員にも生徒たちにも『感染症に負けない』逞しさが育ったように感じています。

 昨年度は種目を削減しながらも、75期生の皆さんがリードして立派な体育祭を創りあげてくれました。その経験を絶対に途切れさせたくないと考えていました。今年、見事に76期生の皆さんが受け継いでくれたことにより、この後続く77期生、78期生の皆さんも、来年、再来年の体育祭を豊かにイメージできたのではないかと思います。何よりも生徒の皆さんが精一杯競技を楽しんでいることが、素晴らしいと感じました。生徒会執行部や体育祭実行委員会の皆さん、吹奏楽部や放送部の皆さんをはじめ、運営に協力していただいた生徒の皆さんに心より感謝いたします。

 保護者の皆様には、グラウンドのコンディションや準備時間の短縮のため、保護者席のテント設営を省かざるを得ず、ご不便をおかけしましたこと、改めてお詫び申し上げます。『コロナ』後、一歩ずつではあっても、着実に春高の歴史を刻み続けたいと考えています。今後ともよろしくお願いします。

(早朝からの準備の様子)