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「スポーツマンになろう!」 整形外科医(学校医)が1年生運動部員に講義

 中間考査最終日の5月25日(水)、整形外科医で本校学校医(本校40期生)の柳田育久先生〈(医)貴島会ダイナミックスポーツ医学研究所〉が、200名近い1年生の運動部員を対象に講義をしてくださいました。テーマは「スポーツマンになろう!」です。

 他校ではほとんど見られないこの取組の名称は、スポーツ・リーダーズ・セミナーと言います。コロナ禍の影響で、この2年間は規模を大幅に縮小して実施してきましたが、本年度漸く従前の規模で開催することができました。

 学生スポーツの目的とは何か?という話題から始まり、障害と故障の違い、さらには、疲労骨折・シンスプリント・椎間板ヘルニア・ハムストリング肉ばなれなど整形外科でお世話になる怪我のお話から頭部外傷・心臓突然死に至るまで、専門性の高い事柄について非常にわかりやすく解説してくださいました。ありがとうございました。

 講義の後は実技です。同研究所トレーナーの広田愛子先生が、肉ばなれ・腰痛・疲労骨折に対する予防ストレッチを教えてくださいました。先生の解説を集中して聴き、示範に注目しながら学びは深まっていきました。体育館のフロアいっぱいに広がっての実技は部活動間の交流も生んでいたようです。

今日学んだことを日頃の部活動に活かすというのは当然ですが、科学的に裏付けのある方法でより安全で効果的かつ効率的な練習を部員自らが考案することや、それぞれの競技種目の特性に合致した身体のメンテナンス方法を研究するなど、三丘生らしい探究心をフルに発揮して、部活動の充実に繋げていってほしいと思いました。

柳田先生、広田先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。