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真鍋井蛙先生の書やテニス部関連資料等をご寄贈いただきました

ご寄贈いただいたのは本校第7回卒業生の 戸堂博之様です。戸堂様にはこれまで、ピアノや電子顕微鏡などたくさんご寄贈いただいております。戸堂様は歯科医として府立高校の学校歯科医を長年つとめるなど学校保健の充実発展にも貢献されています。

今回ご寄贈いただいたのは、まず、真鍋井蛙先生の書です。真鍋先生は本校旧職員(1990~2014年度在籍)で書家、特に篆刻の第一人者で独自の転写法(印面に逆字を書き入れる方法)を開発されたことで有名です。日本篆刻家協会理事長、日展会友、日本書芸院常務理事等の要職をつとめておられ、2018年と2021年には日展で特選を受賞されました。著書には「超かんたん篆刻」「はじめての篆刻入門」「この人と書」「もうひとりの熊谷守一」などがあり、本校にある「戦没同窓の碑」や「テニス部創部110周年記念碑」のほか浜寺公園内に設置されている「全国高校テニス選手権大会発祥地記念碑」も真鍋先生の作品です。

ご寄贈いただいた作品は校内に飾らせていただき、生徒は勿論ご来校された多くの皆様方に鑑賞していただけるようにしたいと考えています。ありがとうございました。

戸堂様は三国丘高校在籍中にテニスの全国大会で優勝するなど輝かしい競技成績をお持ちです。このことから、本校テニス部に関する資料やテニスに関する歴史的に価値のある文献等もたくさん所有されており、今回はその中から時代の変遷を感じさせるテニスラケット(木製・アルミ製)や高校テニス100年史などをご寄贈いただきました。ご来校いただいた折に短い時間ですがお話を伺い、戸堂様の母校愛の深さをあらためて感じました。これからもお元気で、母校三国丘高校を応援してください!よろしくお願いいたします。