大阪府公立高校進学フェア2023で感じたこと

昨日(7月24日)インテックス大阪で開催された大阪府公立高校進学フェアで、計10回の学校説明(プレゼンテーション)をさせていただきました。私のほかにも2名の教員がパワーポイントを使って説明させていただき、合計500名を超える中学生や保護者の皆様に聴いていただきました。

多くの方々が頷きながら聴いてくれましたので、手応えは十分にあったと感じています。中学生自身が高い関心を持って聴いてくれるのも嬉しかったのですが、保護者の皆様が真剣に聴いてくださっているのがありがたいと感じました。

進学フェアは大きな会場にたくさんの学校が集いますので、どうしても同じような話(特色ある教育活動や学校生活の様子、進路や部活動の実績等)を聴くことになります。そこで、本校のブースでは「本物を体感させること」の大切さを中核に置いた説明をさせていただきました。高校選びという難問に向き合っている中学生や保護者の皆様方が志望校を絞るヒントになるような考え方を提案させていただき、その延長線上に三国丘高校の最大の強みである「本物を体感させる教育活動」を位置づけて説明させていただきました。

まず最初にお話ししたのは、子どもの幸せとは何かという話です。子どもの幸せを願うのが保護者共通の思いだとしたら、これを考えることが高校選びのヒントになるのではないかという発想です。この発想を出発点とし、自分らしく生きることが子どもの幸せだとしたら、子どもが持っているあらゆる可能性を活かすことができる学校を選ぶのが一つの正解ではないかという結論に至ります。だとすれば、本物に出会い本物を体感させる教育活動を徹底している三国丘高校を志望校の一つに加えるのはどうでしょうか?というご提案になります。「本物を体感させる教育活動」の例として挙げたのは、NASAやFIT(フロリダ工科大学)で学ぶ海外研修や大阪大学医学部をはじめとする大学訪問、大学教授等の研究者の講義が学校にいながら受けられる三丘セミナーやフィリピンのアジア開発銀行での研修、米国リーハイ大学や国連本部での研修などです。

勿論、これらは本校の教育活動のすべてではありません。真のグローバルリーダーの育成をめざす三国丘高校の教育を支える3つの柱は「学力の向上」「高い志の醸成」「探究力の育成」です。英語・数学などの教科指導、実践科学実験の授業、丁寧な質問対応や添削指導、難関国公立大学受験に向けた講習など学力向上のための様々な取組についても紹介しました。

これらの取組の成果としては、5大学(東大・京大・阪大・神大・大阪公立大)の合格者が近年で最多の194人になったことや大阪大学の合格者数が全国一位になったことが挙げられます。また、探究活動等が評価され、京大、阪大、東北大等の国公立大学に特別推薦で18名の合格者を出したことや今年度も海外進学者を出したことは特筆すべきことです。

教科学習だけではなく探究活動も部活動も学校行事や生徒会活動にも真摯に向き合い頑張ることができる環境は、三国丘高校に入学する最大のメリットだと考えます。127年の歴史の中で各界で多くのトップランナーを輩出してきた学校である三国丘は、そういった方々との良好な関係のもと多方面でお導きをいただき、三国丘にしかできない「本物を体感させる教育活動」を展開することができています。

三国丘高校といえば大阪府南部の学校というイメージが強いようですが、南海高野線堺東駅から300mの好立地にある学校ですので、堺市以南や南河内地域は勿論のこと、天下茶屋経由の地下鉄沿線やなんば経由の近鉄阪神沿線など広い範囲から1時間以内での通学が可能です。11月5日(土)と19日(土)には本校において学校説明会を実施しますので是非お越しください。詳細及びお申し込み方法は後日本校ホームページでご案内させていただきます。