わたしのミラクルサマー!JAXAで夢を形に...

筑波エアロスペーススクール2022(主催:宇宙航空研究開発機構JAXA)に参加した 西尾 胡桃 さん(3年生)が校長室に来てくれました。この研修は茨城県つくば市にあるJAXA筑波宇宙センターで8月16日~19日(3泊4日)に行われたものです。彼女の夢はロケットの管制官になることだそうですので、JAXAはまさに夢の場所です。研修内容を語ってくれる彼女の眼はとてもキラキラしていました。大学はどんな学部をめざすの?という私の質問に丁寧に答えてくれる彼女には、自分の夢を実現する道筋が既に見えているような気がしました。

この研修に参加したのは全国から選抜された20名の高校生。大阪府からの参加は西尾さんの他に1名のみでした。JAXA宇宙センターでの3泊4日はきっと夢のような時間だったと思います。プログラムを見せてもらうとびっくりするほど盛りだくさんでした。衛星追跡実習、モデルロケットの製作と打ち上げ、高品質タンパク質結晶生成実験などJAXAでしか経験できないものばかり・・・それを第一線の研究者や職員のみなさんから直接学べるのですから、これはとんでもないプログラムです。

最後に私が「この夏は西尾さんにとってミラクルサマーになったかな?」と訊いたところ、笑顔で「はい」と答えてくれました。マスク越しでも気持ちが伝わる、とっても素敵な笑顔でした。いつの日か、大勢のスタッフの一員として、肩を叩きあってロケット打ち上げ成功を喜ぶ西尾さんの姿が目に浮かびます。だいじょうぶ!あなたなら必ず夢を叶えられます。がんばれ!