サムライノートが 朝日中高生新聞の1面を飾る!

 これまで何度か紹介してきた、探究チーム(3年生)のサムライノートが、9月17日発行の朝日中高生新聞の1面を飾りました。見出しは「10代発!SDGs活動」。この記事では、SDGsに通じる活動をする10代たちに、それぞれの活動内容と思いをインタビューしています。早速記事を紹介します。

「廃棄する竹刀をノートに」大阪府立三国丘高校 ビジネスプランがコンテストで受賞!

 大阪府立三国丘高校の3年、波多野慎之介さん、土居なずなさん、千々松優果さんたち6人は昨年度、授業の一環でビジネスプランを作成し、参加したコンテストで受賞しました。着目したのは廃棄される竹刀でした。

 環境や貧困、教育問題などに興味があったというメンバー。中学時代から剣道部だった土居さんの経験から、竹刀に注目しました。

 4本の竹からできている竹刀は、そのうち1本でも割れてしまうと使えなくなるといいます。「1週間に一度割れることもありました。部室にはドラム缶いっぱいの割れた竹刀がありました」そこで、廃棄される竹刀をもとに外国人観光客向けにノートをつくるプランを考えました。

 実際に竹からノートの紙をつくっている製紙会社やノートに加工している企業に連絡し、製作にかかる費用や実現可能性を調べました。ノートのデザインは近くの大学の留学生の意見を参考にしたそうです。

 およそ1年間取組み、参加した高校生向けのコンテスト「SDGs QUEST みらい甲子園」では関西エリアの「アクションアイディア優秀賞」に選ばれました。具体的な数値をもとに検討した点などが評価されました。土居さんは「本気の意見を持って誰かに伝えたら誰かしら本気で返してくれる人がいる」と実感したといいます。

                       以上、朝日中高生新聞(2023.9.17)から引用