【総括】学校説明会の効果と反響

 11月11日(土)に開催した学校説明会については、当日に【超速報】で詳しくお伝えしたところですが、2日が経過した今【総括】としてその効果と反響についてお伝えしようと思います。

 まず、学校説明会終了直後のことです。参加してくれた中学生のお母さんが私に笑顔で声を掛けてくださいました。入場開始の直前、参加者のみなさんが並んでいる時に全体に向けて校長挨拶をさせていただいたので顔を覚えていてくださったのでしょう。満面の笑顔で「ほんとに来てよかった。娘も大満足です。ここ(三国丘)に決めたいと思います」と言ってくださいました。隣に居た娘さんも、入学後はどのクラブに入ろうかと楽しそうに話していました。

 二つ目は、旧三丘会館のことです。学校説明会当日は、ご参加いただいた中学生や保護者のみなさんに校内を自由に散策していただきましたが、旧三丘会館にもたくさんの方が来てくださったようです。旧三丘会館(写真)というのは本校の資料館で、南海ビル(現在の南海難波駅・高島屋)を設計したことでも有名な久野 節先生(本校卒業生/中学第1期生)の作品です。平成11年には府立高校の建造物としては初の「登録文化財」となりました。館内には旧制中学校時代から現在に至るまでの歴史を物語る文物がたくさん収納されている他、二階の部屋は今も部活動場所(部室)として活用されています。旧三丘会館は、言わば館自体が歴史の証人であるとともに、今を生きる三丘生の生活の場でもあるという本校の象徴的な建物です。学校説明会当日に旧三丘会館を訪れた方はおよそ180人です。ご来校いただいた方にディープな三国丘高校を体験していただけるのも学校説明会の魅力だと感じました。

 続いては、ご参加いただいたみなさんにお願いしたアンケート結果の速報です。まずは、参加してくれた中学生の学年です。やはり3年生が一番多く77.1%、続いて2年生が18.6%でした。早い時期から三国丘高校を意識していただいているというのはとても嬉しいことです。次は参加者の居住地です。地元堺市は40.1%、大阪市は19.0%で残りの40.9%がそれ以外の地域でした。非常に広い範囲からお越しいただいたことがわかります。次に挙げるのは一番大事な質問項目です。三国丘高校の印象について「大変良い」とお答えいただいた方が76.3%、「良い」が21.6%。この2つで97.9%になります。参加者のみなさんに好印象を持っていただけたことは学校として何より嬉しいことです。この結果は、頑張ってくれた生徒たちとも共有したいと思っています。最後に、高校を志望するにあたって重視していることを訊いた質問への回答です。複数回答ですので、割合が大きかった順に3つ紹介します。一番多かったのは「在校生の雰囲気」84.9%です。先の質問で好印象が多かったことと考え合わせれば、今回の学校説明会がニーズに合ったものだったとわかります。2番めと3番めは僅差です。「通学方法・通学に要する時間」が74.1%「進学実績」が73.0%です。まず、進学実績についてはGLHS評価審議会(事務局/大阪府教育庁)が示した評価をご覧いただくのが一番良いかと思いますが、三国丘高校はAAAの最高評価をいただいています。通学に要する時間については最寄り駅までではなく是非校門までの時間で判断してほしいと思っています。三国丘高校は最寄りの南海高野線堺東駅からすぐのところにあります。改札から校門までの間に信号はありません。堺市以南や南河内は勿論、大阪市内北部や、中河内からも通学している生徒がいます。

 最後に、生徒が送ってくれた写真の中から何枚かを掲載します。下の写真は、天文部員がプラネタリウムを組み立てているところだそうです。完成した写真と並べてみました。学校説明会当日は、たくさんの中学生がプラネタリウムの中に入り天文部の解説を聴いてくれました。

 ウェルカム演奏の様子や、私が参加者のみなさんにお話させていただいている様子なども撮ってくれたのでご覧ください。