春休み自習室開放〈7時間30分×9日間〉を行います!

 三国丘高校では毎年、春休みに自習室開放を行っています。今年度は解放場所が1つ増えました...食堂です。これは、創立130周年記念事業の一環として食堂に空調機器が整備されたからです。快適な環境で自習ができる場所が増えたことは、三丘生にとって非常に大きなメリットです。

 開放するのは9日間。各日午前の部は9時から12時45分、午後の部は12時45分から16時30分のそれぞれ3時間45分です。開放する場所は、第1講義室(新2年生用)+第2講義室(新3年生用)+食堂です。

 新2年生の学年通信「燈火」にも自習室開放の記事が載っていましたが、同じ号(3月21日発行の第34号=今年度の最終号)にこんな興味深い文章が載っていました。紹介します。

 学年通信のタイトルである「燈火」は、森鴎外の名言「日の光を籍(か)りて照る大いなる月たらんよりは、自ら光を放つ小さき燈火たれ。」からとりました。(中略)今の世の中は、一目見てわかる「すごさ」が重視される時代です。そのような見せかけだけの「すごさ」は、その人の本当の価値だと言えるのでしょうか。(中略)三国丘高校はみなさんの「学ぶ場所」です。無理に「すごい人」ぶる必要はありません。失敗しても構わない、むしろどんどん失敗しよう。そのようなフィールドです。

 なるほど...深いこと言ってるなぁと思いました。当たり前のことですが、失敗するには努力が必要です。努力せずに失敗するのは不可能です。しかも、ここで言う努力って誰かに言われて始めるものではありません。努力させられた人が失敗しても、そこから何も得られないような気がします。やっぱり自分からやる気になった努力の価値は、やらされた(又は、しかたなくやった)努力の何百倍も大きいと思います。自分からやる気になってする学びのことを自学自習と言います。自学自習をする場所が自習室です。多くの三丘生が春休みの自習室を大いに活用してくれることを期待しています。