「全部がんばろう!そして結果を残そう!」この言葉は3年(77期生)学年主任の宮根先生が講話の最後にいつも生徒に伝えておられるフレーズです。最初に聴いた時私は正直、なんと厳しいことを...と思いました。が、何度か聴いているうちにその真意がわかるようになってきました。これは私の解釈なのでそのつもりで読んでください。部活動も行事も勉強も全部がんばって、しかも結果を残そう!というのは"自分に言い訳をしない"という意味だと私は思います。卒業する時に「部活のせいで受験勉強が疎かになっちゃった」とか「文化祭がんばったから第一志望大学を諦めたけど仕方ない」とか、自分に言い訳をすることなく毎日を全力で過ごしたら結果が出るということだと理解しました。二度とない青春時代に「あぁ、もうちょっと頑張れたかも...」と思わないようにしようという前向きな言葉だと思います。こんなことを書くと365日24時間ずっとがんばらなければいけないように捉える人がいるかもしれませんが、その点について私はちょっと違うと思っています。多分、宮根先生も同感していただけると思いますが、全部がんばるというのは自分の立てた計画をちゃんと守ることだと思うのです。大学受験が現実問題として益々クローズアップされていく中、自分の勉強方法はこれで良いんだろうか...とか、こんなペースじゃ間に合わないんじゃないか...とか不安になることがあると思うけれど、そんな時は先生方に相談しながら自分を信じて突き進めば、きっと結果は付いてくるということだと思っています。
最初から長文になってしまいましたが、今日の学年連絡会は、保護者のみなさんが頷く回数が多かったように思います。進路指導担当の森本先生の説明も非常に明解で、しかも生徒の心情をよく反映したものでした。三国丘高校の授業は国公立大学二次試験に対応するためのものだから授業中心の受験対策が合理的だとか、インプットだけでは学力はつかないとか...日頃からわかっているつもりでも不安になってしまうようなことを丁寧に解説してくれました。進路関係の年間スケジュールも細部に亘って説明してくれ、大学入試の手続きは千差万別なので自分で(保護者とともに)管理しなければならない自己責任の世界であることも十分に理解していただけたと思っています。
1年生に続いて3年生も視聴覚教室が満員になるほどの保護者の皆様にお越しいただきました。77期生のサポート体制は万全だと感じました。3年生のみなさん!一人じゃないですよ。自分を信じて夢を追いかけましょう!