三国丘高校は、今年、創立130周年。バスケットボール部は、今年で創部100周年になります。100年の歴史を持つクラブって言うだけで凄いと思いませんか?
そんなバスケットボール部の同窓会〈バスケット三丘会〉が、創部100周年を記念して、クリアボード(透明なプラスティック製のバスケットボード)を寄附してくださいました。8月10日に贈呈式がありました。写真や動画でご紹介します。
これが、ご寄附いただいたクリアボードです。体育館の前と後ろに一対、天井から降りてくるボードです。練習は勿論、試合のときも活躍してくれます。学校教育の推進に貢献する用具をご寄贈いただいたことへの感謝を込めて、大阪府知事からの感謝状が贈呈されました。
バスケット三丘会会長のご挨拶に続いて、私も一言お礼を申し述べさせていただきました。
ご寄贈いただいたのは、クリアボードだけではありません。三国丘高校という銘の入った試合球も2球いただきました。早速、始投式です。男女それぞれのキャプテンがフリースローを披露してくれました。
https://youtu.be/_v9f4R3A1u8?si=XGzxGWGDX42kBf8L
https://youtu.be/-Z2J2hyrIPQ?si=yssE2lZNQmrbCveM
見事なシュートに拍手が沸き起こっていました。
男子部、女子部、それぞれの主顧問からのご挨拶の後はゲームです。先輩方の真剣かつ嬉しそうな表情が印象的な写真をいただきましたので、是非ご覧ください。
家に帰って、記念品としていただいた包みを開けてみるとびっくり!素敵なデザインのビスケットでした。食べるのがもったいなくて、飾っています。こんなところにも伝統の温もりを感じました。
みんなで同じ目標に向かって力を合わせるのが部活動の醍醐味です。このブログを読んでくれている中学生のみなさんの中にも、部活動に情熱を燃やしている人がいると思います。伝統のあるクラブの方が良いと言うつもりはありません。新しいクラブには新しクラブにしかない魅力があることも確かです。しかし、この日の三丘生や同窓生のみなさんの表情を見ていると、伝統は温かいと思いました。日頃バスケットボールなどすることは決してないであろう白髪のオールドプレーヤー(尊敬の意味を込めてそう呼ばせていただきます)が、コートの中に高校時代の自分を描きながら無心にプレーする様子を見れば、心が通じ合っていることがわかります。
この日、堺東駅から学校までの道すがら、たまたま男子バスケットボール部のマネージャーと会ったので、短い時間、話しながら歩きました。その日、何をするのか知らない私に、「大先輩の方々が試合をしてくださるのですが、怪我がなければ良いなぁと思っています」と教えてくれたのが印象的でした。
後になって、あぁ、「伝統は温かい」と感じた理由はこれだったんだと気づくことになりました。先輩が後輩を想い、後輩が先輩を気遣う関係性こそ三国丘高校の麗しい伝統です。三国丘高校は毎年100%を超える入部率を誇る学校です。中学生のみなさんも、伝統の中で温かい関係性を体験してみませんか...。