先ほど、全校放送でビッグニュースを発表しました。生物科の 山本 那由 先生が南極に行きます!
山本先生は今年の12月上旬から2月下旬までの間学校を離れ、第66次南極地域観測隊の夏隊同行者として南極に行きます。夏隊は全部で36名。大学・大学院や企業の研究者がほとんどですが、調理や広報等の業務を担う方や大学院の学生も含まれています。今回、教育関係者として同行するのは山本先生を含めて2名のみです。どれだけの難関を潜り抜けて選ばれたかお分かりいただけると思います。派遣中の来年(令和7年)1月24日には、昭和基地と三国丘高校を衛星回線でつないで「南極授業」をしていただく予定です。また、山本先生は、現地から「南極通信(仮)」を定期的に発行する予定だそうです。今から楽しみです。
山本先生は、今の気持ちをこんな風に表現してくれました。「南極派遣をやっと公表できて嬉しい反面、「南極先生」としてスタートラインに立ったのだと、大きな使命にプレッシャーを感じています。地球の果てで「先生」として挑戦する姿を見せられるよう、またこの経験を教育に還元できるよう、精一杯務めてまいります」。
先生は、そう話してくれた後に、とても興味深いことを言ってくれましたので、こちらも紹介します。三丘生にとっても中学生にとっても大事なことだと思います。以下、私が解釈した趣旨を纏めました。「憧れの南極に行けることになったのは偶然ではないと思っています」「どんな時も、目の前のことをコツコツと積み上げてきたから、その努力が今に繋がっていると思うのです」「一見、関係ないと思うことでもしっかり向き合って全力を尽くすことが夢の実現に繋がります」
短い時間の放送でしたが、大きな勇気をもらったような気がします!ありがとう!元気でいってらっしゃい‼