"三国丘高校の校舎内にペンギンがいるって本当ですか?"という問い合わせが...あったわけではありませんが、ペンギンはいますよ!アザラシもいます。
なぜ、ペンギンやアザラシがいるのかといえば、ペンギンやアザラシが暮らしている南極に行く先生がいるからです。生物科の山本先生です。厳しい選考を経て全国の教員の中から毎年2名しか行けない南極に行くことになりました。12月のはじめにはオーストラリアに渡り、日本の調査船(砕氷船)に乗って南極をめざします。
この船はめちゃくちゃ揺れるそうです。下の写真をご覧ください。ニュースで流れた映像ですが、トレーにごはんとおかずをのせてテーブルに運ぶだけでも至難の業...みたいな感じでした。テーブルに置いたらこぼれるので、トレーを手に持って食べている人も映っていました。私などは船酔いする人なので、映像を見ているだけで酔いそうでした。
話が後先になってしまいましたが、20日(水)に2年生全員を対象として体育館で、山本先生から南極の話を聴く集会がありました。この時間は、ただ単に南極についての話を聴く時間ではありません。山本先生がなぜ南極に行こうと思ったのか?を軸にして、山本先生の生きてきた足跡みたいなものを伺いながら、自分たちの進路のことについても考えようという趣旨で開かれました。
山本先生は最初、教員になる気はなかったそうです。イギリスとフィンランドで1年間過ごした経験から、いつも何かにチャレンジしてる人生が良いなぁ...と思い続けてきたそうです。そんな中、南極派遣の話を聴き、即座にチャレンジすることを決めたと言います。もの凄い倍率だということは知っていたけれど、選考を受ける前から合格するような気がしていたと話してくれました。
三丘生も、前を向いて、いつも何かにチャレンジする気持ちを持ちながら生きてほしいと思います。山本先生、ありがとうございました。