角川短歌賞は、昭和30年に角川書店により創設された賞で、短歌の世界では新人の登竜門と称される、大変権威のある賞だそうです。昭和61年第32回の受賞者 俵 万智さんは、みなさんもご存じの有名な歌人です。
船田愛子さんのペンネームは「藤島花」で、今回入選した短歌集の名前は「花を抱えて」です。この短歌集のネーミングのもととなった一首をご紹介しておきます。
死に向かうものの一人として我は交差点ゆく花を抱えて
船田さんは三国丘高校を卒業したあと医学部医学科に進まれました。このことと合わせて読み返せば、言葉の重みが増したように感じます。
詳しくは、三国丘高校同窓会のホームページをご覧ください。