みなさん 報告が遅くなって申し訳ありません。今日やっと写真のアップロードができましたので、NASA研修の最終報告をします。どの写真もみんな楽しそうです。
NASA研修に参加していた生徒と先生は、昨日の夜帰ってきました。お迎えに行ってくれた教頭先生の話によると、「おかえり」と声をかけるや否や堰をきるように研修の思い出話を話し始める生徒がいたそうです。この話を聞いて、私は「やっぱり」と思いました。NASA研修は単なる研修ではなく、参加した生徒の人生に影響を及ぼすくらいインパクトの強い研修です。こんな研修を実施できる三国丘高校は凄い学校だなぁと思いました。自画自賛ですが...すいません。
まずは、写真をご覧ください。
引率の先生方からもらった文章も掲載させていただきます。次のとおりです。
午前中UCF(フロリダ中央大学)の工学部の研究室訪問に行きました。UCFはディズニーやNASAとも共同研究を行なっている大学で、IRやVRを用いて危険な作業や手術の練習をできるようにしたり、AIを用いたコロナウイルス拡大のシミュレーションを行ったりと様々な最先端の研究を目で見て触れて学ぶことができました。UCF訪問後には航空宇宙に興味があったけど機械工学も楽しそうという声も聞くことができました。
午後はまずSands history centerでロケット開発の歴史について学びました。ちょうどこのセンターがあるカープカナベラルに先日打ち上げから帰ってきたロケットが停留しており、共にspace Xのドローン船も見ることができました。
そのあとはお待ちかねのairboatの予定でしたが急なスコールのせいで最終日に延期になったため、サプライズでディズニースプリングスに行ってお土産を購入しました。予定の変更はあったもののとても濃い一日になりました。
UCFでの講義の中で、日本の企業ispaceが運営しているHAKUTOについてのお話がありました。通常の直接月に行くルートだと燃料がたくさん必要でお金がとてもかかってしまうけれど、HAKUTOの軌道では遠心力を使い加速するので燃料代がそこまでかからないという話が印象に残りました。
その際「日本人ならもちろん知っていると思うけど」とおっしゃられていたので、 海外の学生は自国の宇宙産業について当たり前に詳しいのかと思いました。日本人の学生のすべてが知っている情報ではないと思ったので、びっくりすると同時に尊敬の念が湧きました。
NASA研修の報告、いかがでしたでしょうか?このブログを読んで、三国丘高校に興味を持ってくれる中学生が一人でも二人でも増えてくれたら嬉しいなぁと思っています。校長ブログは、これからも三国丘高校の魅力を積極的に発信していきます。みなさん、よろしくお願いします。