中学生諸君、保護者のみなさん、三国丘高校のスクールミッションをご覧になったことはありますでしょうか?『伝統校として受け継いだ「三丘スピリット(⽂武両道・⾃主⾃⽴・切磋琢磨)」のもと、⾼い理想、深い叡智、重い使命を抱き社会に貢献する志を持った発想⼒豊かなグローバルリーダーを育成する』たったこれだけの文章です。
リーダーを育てるためにはなぜ「文武両道」や「自主自立」や「切磋琢磨」が必要なんでしょうか?みなさんはどう思いますか?勉強ができる子には勉強だけしっかりさせて、スポーツが得意な子にはスポーツに没頭させたら良いじゃないかという考え方もあると思います。難関大学に進学する生徒もいればオリンピックのメダリストになる選手もいる...そんな学校が「文武両道」の学校だと考える人もいると思います。しかし、三国丘高校では、そうは考えません。勉強も部活動も探究活動も頑張って希望進路を実現することを「文武両道」と言います。「文武両道」の学校になりたいわけではなく、「文武両道」の生徒を育てたいんです。
考えてみてください。自分たちのリーダーを選ぶとき、どんな基準で選ぶでしょうか?特定の分野に強い人より、「切磋琢磨」した多様な経験を有し、自分の頭で考えて答えを出す「自主自立」の思想を貫くことができる人を選ぶんじゃないでしょうか?だから、リーダーを育てるためには「三丘スピリット(⽂武両道・⾃主⾃⽴・切磋琢磨)」が必要なのです。
3年間という短い時間の中にいろんな学びを詰め込んでいるのが三国丘高校です。生徒には、三国丘高校では"勉強する"のはあたりまえ、"部活動をする"のもあたりまえ、"探究活動をする"のもあたりまえと言っています。その象徴が、今日ご紹介する『三丘エクセレンス』です。写真をご覧ください。この写真は4月19日(土)に撮られたものです。100人以上の78期生(3年生)が数学や理科の講習を受けました。勿論誰かに受けろと言われたわけではありません。自主的に受講した生徒たちです。この日は土曜授業がありましたし、部活動もありました。そんな中、勉強も主体的にしている...これこそ三丘スピリッツに他なりません。
このように、土曜日を活用して、生徒が主体的に講習を受講したり自習したりする活動を三丘エクセレンスと言います。毎年実施していますが、4月からこれだけ多くの3年生が参加しているのは珍しいことです。78期生のやる気を感じています。努力は人を裏切りません。志を高く保って頑張ってください。