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88歳の今「自由奔放、楽しかった高校生活」と言える幸せ

 第7期卒業生の 戸堂 博之 先生からメールをいただきました。私が、先生と呼ぶのには、いくつかの理由がありますが、その中の一つに私に俳句の楽しさを教えてくれた方であるというものがあります。校長室の横には、7期生の活躍を紹介するパネル(写真)がありますが、そこには「自由奔放、楽しかった高校生活」と記されています。7期生のみなさんは本当に仲良しで、先般の南極授業の折にも大勢お越しいただきました。その7期生の中心的な存在が戸堂先生です。

 今回いただいたメールには、ご自身の句が、書家 真鍋 井蛙 先生の書として書道の月刊誌に掲載されたと書いてありました。「無人駅 ピアノ奏でて 山笑う」という句です。解説には「浜寺公園駅(無人駅)に、誰もが自由に弾けるピアノがあり、時々奏でられる。日頃は閑散としているが、プールシーズンと花見時は繁忙期。」と書かれています。四季を通じて無人駅を見てきた人にしか詠めない、素敵な句だと思いました。

 中学生や高校生には想像もつなかい世界の話だと思いますが、このブログをご覧いただいている40歳以上(くらい)のみなさんなら想像していただけると思います。自分が88歳になった時、自分の人生を振り返って「楽しかった高校生活」と言えるでしょうか?私は、自信がありません。三国丘高校という学校が、多くの卒業生に、楽しかった高校生活と言わせる学校であれば、それだけで大きな価値があると考えます。

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