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今しかできないことに熱中する時間を青春と呼ぶんや! 79期の本気を見せてくれ〈79期学年連絡会〉

 昨日、79期(2年生)の学年連絡会がありました。写真のとおり視聴覚教室は超満員です。今回で3学年の学年連絡会が全て終わりましたが、集計してみると、全校生徒の保護者の、ほぼ3人に2人が出席したことになります。お忙しいところお越しいただき、ありがとうございました。本校教育に関心を持っていただいていることは本当にありがたいことです。今後とも、よろしくお願いいたします。

 私は、この学年連絡会を一番後ろから見ていましたが、保護者のみなさんが何度も頷いているのがよくわかりました。それだけ、納得感の高い話を聴いていただけたのではないかと思っています。我々教員が保護者にお話しするときによく使うのは「ご協力ください」とか「ご理解ください」という言葉なのですが、これらの言葉は、使い方を間違うと不信感につながると思っています。納得できるような理由や根拠を示さずに「ご協力ください」とか「ご理解ください」と発言すると、上からモノを言っているように聞こえてしまうことがあります。その点、昨日の79期の学年連絡会は、ご協力いただきたいことやご理解いただきたいことの理由や根拠が明確に示されていたように思います。

 その一例が、進路指導部からの話です。スタディサポート(GLHS10校が共通して導入している外部テスト/各学年の最初に受験)の結果であるGTZ(学習到達ゾーン/S1・A2などの評価)と春休みの学習時間の関係性を分析した報告がありました。AゾーンからSゾーンに上がった生徒は、春休み中に平均121時間(1日に換算するとおよそ3.5時間)の学習をしていたのに対し、逆にSゾーンからAゾーンに落ちた生徒の学習時間は平均で81時間しかなく、その差は40時間(1日換算で約1時間)だったという話です。「勉強せなあかんで!」と追い立てるのではなく、見守っていただくよう「ご協力ください」という話でした。

 79期から復活する海外修学旅行(台湾)についての説明もありました。担当教員の話に続いて、旅行業者の担当者からも保険の手続き等詳細な話がありました。

 学年主任からは、2年生と言う時期の大切さについての話がありました。勉強は勿論、部活動も学校行事も探究活動も全力で取り組めるのが2年生の1年間だという話は、とても具体的で説得力がありました。私も同じようなことを学校説明会で中学生やその保護者に話しています。勉強だけの高校生活(=青春)を過ごすのか、勉強も部活動も学校行事も全力で取り組める青春を過ごすのか...どっちにするのかを選べるのは「今」しかない、という話です。府立高校の半分が定員割れを起こす時代に、三国丘高校は常に1.3倍以上の志願倍率を誇っています。それは、三国丘高校が中学生にとって魅力のある学校だという証であり、即ち、その魅力こそ、今回の学年連絡会で学年主任が話したことに他ならないのです。

 79期生には、悔いのない青春を謳歌できる三国丘高校の魅力を凝縮したような1年間をしっかり楽しんでほしいと願っています。

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