三丘セミナーは、三国丘高校が大切にする「ホンモノに出逢う」教育の代表的な取組です。三丘生の目標や憧れとなる各界の研究者などから直接講義を受けることができる、貴重な機会です。三丘セミナーは生徒が選択して受講できるシステムなので、自分の興味や関心に応じて受講することができます。多様な分野から、斯界のトップランナーに講義をお願いしています。
今年度は、いくつかの講座で、保護者や他校の教員にもご紹介しましたので、生徒のみならず多くの方に学びの機会を提供しています。三丘セミナーは、主に夏と冬に行われますので、今日は、冬の三丘セミナーの講師ラインナップをご紹介させていただきます。
12月5日(金)
関西学院大学総合政策学部教授 道券 康充 先生
"Stay and Deliver": アフガニスタンにおける国連の取組とその葛藤
12月8日(月)
東レ株式会社地球環境研究所研究員 宮本 竜馬 先生(高60期生)
「企業における研究開発とキャリア形成」東レでの実務経験と博士課程での学びを通して
花園大学文学部教養教育課程講師 久富 望 先生
生成AIの生成から利活用まで
12月9日(火)
大阪大学量子情報・量子生命研究センター教授・副センター長 根来 誠 先生
今、量子コンピューターが熱い
12月10日(水)
立命館大学総合科学技術研究機構教授 宇宙地球探査研究センター長 佐伯 和人 先生
月開発と極限環境探査への挑戦
大阪大学大学院人文学研究科人文学専攻教授 山上 浩嗣 先生(高37期生)
フランス近代哲学入門 モンテーニュとパスカルについて
三丘セミナーに取材に行くと、最近、様子が変わってきていることに気づきます。質問をする生徒が増えています。それも、非常に専門的な(質問者と講師の先生しかわからないような)質問が増えているように思います。特定の分野を深く学びたいと考える生徒が増えていることが、そのような形で表面化しているのかもしれません。講師の先生方には、お忙しい中お時間をとっていただき、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。