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SSHは本校教育の背骨 発展Ⅱ期申請に向けて指導主事が学校訪問

 SSHとは、Super Science High School の略。三国丘高校は、現在、国からSSHⅢ期の認定を受けています。SSH事業の認定を受けると、国から様々な支援が受けられます。財政的な支援は勿論ですが、SSH生徒研究発表会(理系探究の全国大会)への出場や評価審議会委員による指導など、お金には代えられない様々なメリットもあります。

 SSHの認定を受けている各校では、目標達成のため、計画に基づいた多様な取組を展開していますが、本校の最大の特長と言えば、何と言ってもNASA研修です。「NASA研修に行くために三国丘高校を受験しました」という中学生の言葉を何度も何度も聞いてきました。世界最高レベルのホンモノを間近に体験するというのは、それだけ価値あるものなのです。

 府内で、毎年、NASA研修を実施している学校は唯一無二です。他の学校では絶対に経験できません。そんなことが何故できるのか...と思われる方が多いと思いますが、大きな要因として、土井隆雄先生の存在があります。土井先生は、人類で初めて船外活動をした宇宙飛行士です。

 NASA研修は、いろんな好条件がジグソーパズルのように組み合わさって継続されている、奇跡のような研修です。そして、そのベースになっているのがSSHなのです。

 SSHは、定められた期間に目標を達成して、次のステージに進む仕組みになっている事業です。三国丘高校の場合、今年度まで取り組んできたⅢ期の成果が認められ、次期にあたる発展Ⅱ期の計画が適切かつ期待の持てるものであることが認められないと新しい期の認定校として指定されることはありません。認定校になれなければ、これまでの取組を継続することは、非常に厳しくなります。

 まさに、三国丘高校の背骨とも言えるSSHを守り、発展させることが、本年度の唯一最大の目標と言っても、決して過言ではありません。

 本校では、申請に向けて新たな分掌を作りました。カリキュラム開発部です。その分掌の部長とSSH研究主任を担ってくれているのは、このブログで何度も取り上げた、「南極授業」の山本那由先生です。主任を核としてプロジェクトチームを立ち上げ、何度も会議を重ねてきました。急峻な山道を一歩ずつ登っていくような日もありましたし、目の前に絶壁を見たような気分を味わった瞬間もありました。が、何とか申請書の完成に近づいているというのが現状です。

 そんな我々を支援してくれるのが、管理機関である大阪府教育庁です。18日(火)、担当課である高等学校課から2名の指導主事が来てくれました。校長室で向かい合って、助言をもらいました。情報を共有し、アドバイスをしてもらううちに時間は瞬く間に過ぎていきました。2時間を過ぎても話は尽きず、今後の進め方を確認した上で、この日の会合は終わりました。

 こんな時、学校は不安になるものです。三国丘高校の伝統を次代に引き継いでいくことができるのか...と考えた時、責任の重さを痛感します。一方で、自走するための財源の確保などの工夫も迫られます。

 課題は山積していますが、なぜか私には心地よい時間でした。学校が動いていると思えるからです。風を切る自転車に乗っていると心地よい風を感じるように、目標に向かって学校が動いていると感じる時は心地よさを感じるものです。発展Ⅱ期の認定まで、先生方と一緒にペダルをこぎ続けたいと思っています。

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