夏季ミニ講座続いています・・・そして思うこと

7月26日(金)から始まった夏季ミニ講座の後半が8月19日(月)より始まりました。

今年度は15講座(11テーマ)を開催します。

公開講座も5講座用意しましたが、

府下の支援学校や地域の小中学校の先生も多数参加しておられます。

このようなミニ講座で自己研鑽し

、少しずつですが、授業力の向上につながることを大いに期待します。

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さて、国語教育者の大村はま先生は次のような詩を遺されています。

「学びひたり」「教えひたろう」・・・肝に銘じなければなりませんね。

 

   優劣のかなたに     

優か劣か
そんなことが 話題になる。
そんなすきまのない
つきつめた姿。

持てるものを
持たせられたものを
出し切り、
生かし切っている
そんな姿こそ。

優か劣か
自分はいわゆるできる子なのか
できない子なのか、
そんなことを
教師も子どもも
しばし忘れている。

思うすきまもなく
学びひたり
教えひたっている。
そんな世界を
見つめてきた。

一心に 学びひたり
教えひたる。
それは 優劣のかなた。

ほんとうに 持っているものを生かし、
授かっているものに目覚め、
打ち込んで学ぶ。

優劣を論じあい
気にしあう世界ではない。
優劣を忘れて
持っているものを出し切っている。

できるできないを
気にしすぎていて
持っているものが
出し切れていないのではないか。

授かっているものが
生かし切れていないのではないか。
成績をつけなければ
合格者をきめなければ
それはそれだけの世界。

それがのり越えられず、
教師も子どもも
優劣のなかで
あえいでいる。

学びひたり
教えひたろう
優劣のかなたで。

 

また、「教えるということ」(共生社)では、次のように書かれておられます。

 

子どもにとっては唯一の時間、再び繰り返すことのできない時間

教師たる自分は、最高の自分でなければならない。

教師というものは勉強しなくてはならない。

研究することは「せんせい」の資格

子どもとは、「身の程知らずに伸びたい人」のこと、一歩でも前進したくてたまらない。

力をつけたくて、希望に燃えている、その塊がこども。

忙しい仕事は、忙しい人に頼め

一人前の人は、自分で自分のテーマを決め、自分で自分を鍛え、自分で自分の若さを保つ

何か新しい工夫をやってみよう。

感動のない教室は、なにものも建設しない

書き出しがかけないなら、少しかいてやって、この先かいてごらん・・・

かけない子は、先生が来て、何かしてくれるのを無意識に心から待っている

かかせられないのは先生の恥

下手な文章を書かせるのは指導者の責任。書くことそのものを教える。

一生懸命指導したのですが・・・非常に甘えた言葉。専門家の言葉ではない。

うまくいかない責任は自分でとれ。

子どもは常に一人一人を見るべきである。束にしてみるものではない。

教師は子どもを尊敬することが大切。宝物。

この子は自分を遠く乗り越えて新しい日本を建設する人

教師の禁句「静かにしなさい」

こどもは与えられた仕事が自分にあっていて、それをやることがわかれば、すばらしい姿になる。

 

子どもの方は常に良きものをもとめてやまない。

静かにさせるだけの計画案を持っていなかった。し、能力がなかっただけ。

子どもが悪者なんてとんでもないこと。指導者という覚悟。

仕事のできる人。

言ってもやらない人にやらせることが、こちらの技術。

書く練習をしようと思ったら、まず書き表したいことを心に持たせること。

平凡な生活の中から取材する方法を身につけておくこと・・・まず自分が

マンネリ、子どもは恐ろしく飽きやすい人。

目標を見つめる

仏様の指   荷車とぬかるみ

身近な生活の言葉  豊かに

 

 

 

本当の意味で「子供が主役」でなければなりません。

 

教えることには苦しく辛いこともありますが、

 

子供たちが成長した姿をみれば

 

その苦しみも辛さも、どこかに吹き飛んでしまいます。

 

その日のために「学びひたり、教えひたろう」

 

 

 

 

 

 

 

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