教職員研修

1月9日にメンタルヘルス研修を行いました。「メンタルの不調の理解と対応」というテーマで大阪メンタルヘルス総合センターの臨床心理士さんによる講話をいただきました。自分自身の気づきからセルフケアの仕方、また周りの人から相談を受けた時の対応など具体的に教えていただきました。

涙活るいかつ」という能動的に泣くことでストレス解消を図る活動も教えていただきました。(人間の自律神経は涙を流すことにより、緊張や興奮を促す交感神経が優位な状態から、リラックスや安静を促す副交感神経が優位な状態に変化する。よって、たくさん涙を流すほど、ストレスが解消し、心の混乱や怒り、敵意も改善されるという)

その後学校医による「感染症の予防法」についての講演もありました。校医さんからも「知識は身を助ける」「防ぐことは防ぐ」という観点でたくさんのことを教えていただきました。

  研修を終え、学んだことをいかし、子どもたちや先生たちにとってより良い環境作りにもっともっと努力していかなければならないと感じました。

 1月10日に、和歌山大学の米澤先生による「愛着障がいの理解と愛着の問題を抱える子どもへの支援」というテーマで講演いただきました。・愛着(アタッチメント)の基本原理は「特定の人と結ぶ情緒的なこころの絆」である。・間違った愛着障がいの理解がある。・愛着障がいは誰にでも起こりうる。・親が原因の100%は絶対ない。・いつでも取り戻せる・誰にでも形成・修復は可能である。愛着障がいを発達障害としっかり峻別して理解することについて詳しく話していただきました。

「これまで児童生徒とかかわってきて原因がよくわからなかった事例も愛着障がいに照らし合わすと納得がいきました。時間が足りず、まだまだ、聞きたい内容でいっぱいでした。参加された先生方は非常に興味深く聞いていました。公開研修ということで30名ほど外部の先生方が来られていました。充実した研修会となりました。」(教頭より)

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